元NHK政治部記者でジャーナリストの岩田明子氏が13日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。高市早苗首相が23日に招集される通常国会冒頭で衆院解散を検討していることが明らかになったことをめぐり、解散に踏み切る確率を「90%」とした。
高市氏の解散に向けた本気度を問われた岩田氏は、「90%」と記したパネルを披露。「この手の政局で、解散風がここまで流れて取りやめたとなると、一気に求心力が落ちてしまう」と解散を取りやめることの影響の大きさを語った。
17年の衆院選では、安倍晋三首相(当時)が解散を表明も小池百合子都知事が立ち上げた希望の党と対立。これを例に「自民党が負けるという空気になった時に、自民党内からとにかく解散を引っ込めてくれという声がすごく強まったんですけど、貫き通して圧勝した。で、その結果外交が強くなった」と振り返った。
また「解散早くしてほしい人もいれば、萩生田(光一)さんですとか麻生(太郎)さんですとかはもっと後がいいと」と早期解散には党内から異論の声も上がるが、「萩生田さんは国民民主党との連立拡大で水面下でずっと交渉していて、本予算成立に賛成するというところまで握った。連立視野というところまで話し合いが進んでいたのに、これが解散で飛んでしまうということになると、国民民主との関係も難しくなる」と萩生田氏の立場を説明。「参議院は依然として少数与党のままで、これからも協力を得なければいけないのに、そうすると交渉力がなくなるじゃないかという気持ちでいる」と述べた。
一方で「党内ではなぜ今という声もありますけど、ここまで流れができた以上、引っ込めるというのはこれまでの常識では考えにくい」と私見を述べた。

