東京・上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)の最終観覧日を迎えた25日、パンダファンらが別れを惜しんだ。
上野の2頭が中国に返還されれば、1972年(昭47)にカンカン、ランランが来日してから初めて、ジャイアントパンダが日本国内で不在となる。シャオシャオ、レイレイは27日に搬出される予定だ。
上野動物園の歴代パンダは以下の通り。
◆カンカン(康康)オス 1970年11月生まれ(推定)。1972年10月28日来園。1980年6月30日死亡(推定9歳)。「やんちゃなパンダ、吊したタイヤで遊ぶことが好きでした」
◆ランラン(蘭蘭)メス 1968年11月生まれ(推定)。1972年10月28日来園。1979年9月4日死亡(推定10歳)。「『丸顔美人』と言われた美しいパンダでした」
◆ホァンホァン(歓歓)メス 1972年生まれ(推定)。1980年1月29日来園。1997年9月21日死亡(推定25歳)。「回を重ねて子育ての腕を上げたたくましい母パンダ」
◆フェイフェイ(飛飛)オス 1967年生まれ(推定)。1982年11月9日来園。1994年12月14日死亡(推定27歳)。「来園の夜にえさを食べ続けた大人の風格を持つパンダ」
◆チュチュ(初初)オス 1985年6月27日、上野動物園生まれ。父フェイフェイ、母ホァンホァン。1985年6月29日死亡。「日本での出産第1号。43時間の短い命でした」
◆トントン(童童)メス 1986年6月1日、上野動物園生まれ。父フェイフェイ、母ホァンホァン。2000年7月8日死亡(14歳1カ月)。「木登りが大好きなおてんば娘で、ときには飼育係に抱かれて木から降りることもありました」
◆ユウユウ(悠悠)オス 1988年6月23日、上野動物園生まれ。父フェイフェイ、母ホァンホァン。2004年3月4日死亡(15歳9カ月)。「おっとりした性格。日中親善を担って、リンリンとの交換で1992年11月13日に北京動物園へ行きました」
◆リンリン(陵陵)オス 1985年9月5日、中国・北京動物園生まれ。1992年11月5日来園。2008年4月30日死亡(22歳7カ月)。「前足の甲にリンゴなどを乗せて起用に食べる様子がよく見られました。メキシコ3往復の経験があり世界一飛行機に乗ったパンダかもしれません」
◆シュアンシュアン(漢字名なし)メス 1987年6月15日、メキシコ・チャプルテペック動物園生まれ。2003年12月3日~2005年9月26日に上野動物園滞在。2022年7月6日死亡。「陽気で豪快なセニョリータ。放飼場に出た初日にタケを次々になぎ倒しました。後ろ足で立って壁を伝え歩きする技が得意」
◆リーリー(力力)オス 2005年8月16日、中国・臥龍保護センター生まれ。2011年2月11日来園。2024年9月29日に中国返還。名前の意味は「活発で力持ち」
◆シンシン(真真)メス 2005年7月3日、中国・臥龍保護センター生まれ。2011年2月11日来園。2024年9月29日に中国返還。名前の意味は「『純真』『天真爛漫』などの優しいイメージ」
◆名前なし オス 2012年7月5日、上野動物園生まれ。2012年7月11日死亡。父リーリー、母シンシン。「リーリーとシンシンの子。母親のシンシンは初産でした」
◆シャンシャン(香香)メス 2017年6月12日、上野動物園生まれ。2023年2月21日に中国へ。名前の意味「呼びやすく、感じの『香』は花開く明るいイメージから」
◆シャオシャオ(暁暁)オス 2021年6月23日、上野動物園生まれ。父リーリー、母シンシン。名前の意味は「夜明けの光が差し、明るくなる」
◆レイレイ(蕾蕾)メス 2021年6月23日、上野動物園生まれ。父リーリー、母シンシン。名前の意味は「蕾から美しい花が咲き、未来へつながっていく」
※上野動物園ホームページより。

