藤井聡太名人(竜王・王位・棋聖・棋王・王将=23)が25日、静岡市「浮月楼」で行われた将棋の第84期A級順位戦最終一斉対局前夜祭に参加した。お昼には、京都市のJRA京都競馬場で行われた永世竜王記念碑の除幕式に出席。その後に駆けつけた。
冒頭、26日の大盤解説会で聞き手を務める武富礼衣女流二段からいきなりこの点を突っ込まれた。
藤井は「実ははい、そうでして。京都競馬場の方で記念碑を作成して頂けると言うことで、除幕式に参加していました」と照れながら話すと、会場からは大きな拍手が上がった。
4月に控えている名人戦防衛戦の挑戦者を決める対局の見どころを語った。
今期の挑戦権争いは、ともに7勝1敗でトップを並走する永瀬拓矢九段(33)と糸谷哲郎八段(37)に絞られている。永瀬は佐藤天彦九段(38)、糸谷は近藤誠也八段(29)とぶつかる。
「今回の順位戦はハイレベルな対局が多く繰り広げられ、1局1局楽しみに見ていました。永瀬九段が安定していましたが、8回戦で糸谷に敗れて、最終対局がより面白くなってきました」と話した。
藤井は静岡市内で行われる大盤解説会にも登場する。「同時並行して進むのが面白いと思うので、4局すべて違った面白さがある展開になる。1日長いですけど、お楽しみいただければ」と一斉対局の魅力を語った。また、「明日もよろしくお願いいたします。解説の方は初心者ではあるんですけど、なるべく分かりやすく対局の魅力をお伝えしたいと思います」とあいさつしていた。

