サンシャインシティ(本社・東京都豊島区、脇英美社長)は5日、豊島区(高際みゆき区長)、KADOKAWA(本社・東京都千代田区、夏野剛社長)と連携強化して「世界に誇るアニメシティ」への発展させることを発表した。KADOKAWAがアニメ製作スタジオを集約させ、サンシャインシティ内に新たな制作拠点となる「Studio One Base(スタジオ ワン ベース)」を今年秋予定で開設する。
現在年間約60作品を制作しているKADOKAWAは、スタジオが複数点在している。これをサンシャイン内のオフィスフロア(延べ床面積総計1400坪)に一括することで、クリエーターが制作に集中できる環境をつくり、若手の育成、情報共有や連携が迅速にできるといったメリットがある。
日本動画協会によると、日本のアニメ産業市場は3兆8407億円と過去最大を更新。政府もアニメや漫画、映画、ゲームなどのコンテンツを国の基幹産業と位置付けている。2023年に5兆8000億円だった日本のコンテンツ産業の輸出額は、33年までに20兆円を目標とするなど、さらなる市場の成長が見込める。
サンシャインシティと豊島区、KADOKAWAは池袋一帯で「池袋ハロウィンコスプレフェス」を開催するなど、継続的に連携をしてきた。今回のスタジオ開設を契機として、アニメ制作のスタジオ拠点という新しい魅力も加わる。エンタメの中心地から、アニメ産業を「創造する」「育てる」「発信する」クリエーションの地へと広げる。「世界に誇るアニメシティ」として、人材の発掘や育成、観光促進など、さまざまな分野での連携強化を進める。

