自民党の麻生太郎副総裁の側近で、国家公安委員長などの要職を歴任した元衆院議員の松本純(まつもと・じゅん)さんが19日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、東京都の病院で死去した。75歳。自民党関係者が明らかにした。

松本さんは神奈川県出身。薬剤師、横浜市議をへて、1996年衆院選に神奈川1区から立候補し、初当選した。当選7回。麻生内閣の官房副長官も務めた。

コロナ禍での行動を批判され、一時党を離れ、無所属で立候補した21年衆院選で落選。その後、自民党に復党した。24年衆院選で落選し議員活動は引退したが、党副総裁となった麻生氏の特別補佐を務めるなど、精力的に活動していた。

昨年の春の叙勲で、旭日大綬章を受章。関係者によると、昨年12月には地元で祝賀のパーティーを開き、元気そうにあいさつしたという。今年に入って胃がんであることを公表。闘病していたという。

写真撮影が趣味で、自身のホームページの「奮戦記」と題したコーナーに、自身が撮影した写真と日々の活動内容を長年、つづっていた。永田町では、親しみを込めて「政界のマツジュン」とも呼ばれていた。