こんにちは。今週は、芝中距離路線の最強馬決定戦といえる天皇賞・秋が東京競馬場で行われます。
今年は各世代の中心的な馬が顔をそろえて、非常に高いレベルのレースになると予想されます。その中でも去年のダービー馬で、今年の春にはドバイシーマクラシックを制覇したシャフリヤールが注目を集めています。厩舎陣営も馬の状態の良さを強調しているので、このメンバー相手にどれほどのパフォーマンスを見せることができるのか楽しみです。また、鞍上には今週から短期免許を取得して来日するC・デムーロ騎手を迎えます。過去の傾向では短期免許で来日した外国人騎手と相性のいいレースなので、シャフリヤールにとっては非常に良い条件のレースとなりそうです。
どの馬にもチャンスがありそうで、混戦の様相です。今年のドバイ遠征でサポートさせていただいたパンサラッサが、どのような手を打つのか今から期待をしています。近走とはひと味違う、後続を引き離すような大逃げを期待をしたいですが、同型の脚質馬がいるので、この点は各騎手の戦略がレース展開を大きく左右すると思います。その展開を想像するだけでワクワクするようなメンバーが出走してくれるので、ファンの皆さまもぜひ競馬場で生観戦して欲しいレースです。
また、今週からは外国人騎手たちが短期免許を取得し日本で騎乗します。特に私が注目しているのは、イギリスの競馬界で最も有名な夫婦騎手、T・マーカランド騎手とH・ドイル騎手です。特にドイル騎手は、女性騎手とは思えないほど力強い騎乗フォームで、世界トップクラスの男性騎手たちと比べても遜色のない成績を積み重ねています。日本の競馬界では見慣れない、強くたくましい女性騎手の姿を見ることができるかもしれません。彼女は日本人女性騎手のような斤量の優遇を受けることはできませんが、イギリスでは男性騎手と同じ斤量でリーディング2位になっているので、侮ってはいけません。馬券的にも要注意な騎手となりそうです。
世界的にはコロナ規制は過去の物になりつつありますが、いまだ日本国内では緊張感があります。このように外国人騎手たちが続々と日本に来日することで、以前の秋競馬が戻って来たと少し実感できるかもしれません。ファンの皆さまは、今週から馬券を購入する際に、外国人騎手の影響で非常に悩むと思いますが、ぜひ楽しんで下さい。
(レースホースコーディネーター)



