こんにちは。ドバイへ移動して、あっという間に1週間が経過しました。サウジアラビアからの転戦組は無事ドバイへ移動し、どの馬も順調に過ごしています。日本から来る馬たちは14夜に現地に到着する予定で、今週から日本馬合計27頭がドバイに集結します。

私自身、今回で10年連続のドバイ遠征となりますが、10年間で街並みや競馬場などが少しずつ変化し、国の発展を実感します。また、今年は日本馬の頭数が27頭と過去最多を更新し、厩舎関係者もドバイの経験が豊富なスタッフが数多くいる一方で初参戦の陣営もいて、日本競馬の国際化がますます進んでいると感じます。

今回、私はサウジから引き続き矢作厩舎のサポートをさせていただいています。ファンの皆さまからも注目を集めているパンサラッサの近況ですが、今のところ全てが順調です。去年はドバイターフで勝利を納め、今年も充実している様子なので、彼にはドバイの環境が本当に合うのだと思います。

今年はドバイワールドカップへ出走しますが、ドバイのダートはサウジアラビアに比べて少し浅く、より重さを感じるので、どのように対応してくれるか今からとても楽しみです。これから調整のピッチが上がるなかで、より状態も上向いてくると思うので、ダートに変更後のドバイワールドカップで初となる日本馬の勝利が見られることを祈っています。

来週もドバイから近況をご報告します。お楽しみに！