こんにちは。今年のスプリンターズSは、先手を取った2頭で決まるという波乱の結果となり、三浦皇成騎手にとっては念願の初G1制覇となりました。

逃げのペースをつくった天才武豊騎手は距離に関係なく周囲を惑わせるマジックペースをつくれるので、そこにウインカーネリアンがピッタリ付いていけた事が、結果につながったと思います。直線のたたき合いも武豊騎手と三浦騎手の何ともドラマチックなレースになった事で、競馬ファンにとっては最高の演出だったのではないかと思います。

ウインカーネリアンと三浦騎手のコンビは、今年のドバイでも勝利まであと1歩という所だったので、その借りも返せたのではないかと思います。今後どのレースを使うか注目を集めますが、馬は8歳でもまだ進化し続けてる様子なので次走も楽しみです。

話は変わって、いよいよ今週末はフランスで凱旋門賞が行われます。先週末は土曜日の午後から日差しが出て、日中もポカポカと例年ではあり得ない気候のパリ付近ですが、日本馬はどの馬も良馬場を期待していると思うので、今後の天気にも注目したいと思います。ビザンチンドリームに騎乗するマーフィー騎手とは直接話しましたが、ゲートに入るまで天気と馬場がいい状態であって欲しいと願う気持ちが強かったです。

ソジーに騎乗予定のギュイヨン騎手とも先週の水曜日に直接話をしましたが、こちらも良馬場でこその馬と話していたので今年の凱旋門賞も天候次第では大波乱が予想されます。今年こそ日本の悲願を達成出来ると信じたいです。私は、レース当日はマーフィー騎手の通訳として現地へ行くので、歴史的瞬間に立ち会えると信じています。

最後に、先週コンピエーニュ競馬場でシンエンペラーの帯同馬のジャックオダモが出走しました。僅差の2着と悔しい結果でしたが、アイルランドでソフトな馬場が得意と理解しての参戦だったので、期待通り素晴らしい走りをしてくれたジャックオダモに感謝したいです。

そして、先週の土曜日にシンエンペラーとジャックオダモはフランスを出発し、日曜日の夕方に無事に成田空港へ到着しました。今年の遠征は不完全燃焼の非常に残念な結果となりましたが、来年こそリベンジ出来たらと願います。シンエンペラーは、ヨーロッパでもトップクラスのパフォーマンスができる馬と実証したいです。

また、一部報道されていますがジャックオダモに騎乗した、アレクシ・プーシャン騎手が今年の秋日本競馬に初参戦します。期間は天皇賞の週から有馬記念までを予定しています。まだ24歳と若いですが、去年の香港での経験が生かされると思うので、彼の活躍を信じたいです。ぜひファンの皆さまの熱い熱い声援をお願いします。(レースホースコーディネーター)