<1>リトルポピー(中山12R4歳上1勝クラス・16時25分発走)

2月26日、3歳1勝クラスを制したエエヤン
2月26日、3歳1勝クラスを制したエエヤン

昨年以降の中山ダート1200メートルの毛色別成績では、187頭出走した芦毛が【13・12・18・144】と上々。その勝率7%は、40頭出走で4勝の青毛の10%に次ぐ2位となっている。これを最終レース(12R)に限定すると【3・1・1・18】で勝率13%はトップになる。

調教師では、奥村武師が【5・3・3・5】で勝率31・3%。出走機会10回以上の中ではトップだ。

奥村武師が送り出す芦毛のリトルポピーを狙う。軽快な先行力を武器に中山ダートでは2着4回、3着1回とすべて馬券圏内。1200メートルは初めてだが、スピードを見せつけるとみる。


<2>エエヤン(中山11RニュージーランドT・15時45分発走)

リトルポピー(2022年6月撮影)
リトルポピー(2022年6月撮影)

今年の3歳芝戦線では、シルバーステート産駒が種牡馬別3位の12勝を挙げる。特に中山では【8・4・4・19】で勝率22・9%、連対率34・3%、複勝率45・7%と中山以外の競馬場と比べて、抜けて高い数字をマークする。

過去5年のニュージーランドTでは前走1着馬が4年連続で勝利しており、素直に前走勝ちを信頼したい。

シルバーステート産駒のエエヤンは前走で中山の1勝クラスを勝利。今回の舞台でもある中山芝1600メートルでは2戦2勝だ。無敗のG1馬ドルチェモアは強力だが、コース相性では有利だ。


<3>カンチェンジュンガ(阪神6R3歳1勝クラス・12時55分発走)

昨年以降の阪神芝1200メートルではビッグアーサー産駒が2位タイの4勝。すべて牡馬が勝利しており、勝率23・5%は出走5頭以上の種牡馬でトップだ。

阪神芝は今週からBコースに替わる。昨年の2回阪神5日目から8日目までの芝レースを見ると、合計19鞍が行われ、脚質では中団組が8勝を挙げていた。

ビッグアーサー産駒の牡馬カンチェンジュンガを推す。2走前の初勝利は中団から差し切りを決めており、当時のような競馬で1勝クラス突破を決める。


【先週土曜の結果】

<1>サンライズエース 阪神6R4歳上1勝クラス1着

<2>オーヴァルブルーム 中山5R3歳未勝利3着

<3>エクランドール 中山10R安房特別3着

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。