<1>デイトナモード(日曜京都3R3歳未勝利)

デイトナモード(2022年9月撮影)
デイトナモード(2022年9月撮影)

26日に栗東Cウッドで6ハロン84秒1ー12秒1を馬なりでマーク。全体6ハロンは自己ベストを更新した。この日の重馬場をものともせず、しまいも12秒台前半なら最後までよく伸びている。

週末に坂路、水曜にCウッドで追うのがこの馬の調教パターン。ともに単走、馬なりで、この中間も順調に消化してきた。

連続2着だったここ2走とそん色ない動きを見せており、好状態をキープ。未勝利卒業の力は十分に備えており、距離短縮の今回で惜敗続きに終止符を打つ。


<2>サトノレーヴ(土曜京都11R朱雀S)

サトノレーヴ(2022年10月撮影)
サトノレーヴ(2022年10月撮影)

7カ月ぶりの実戦だが、中間は美浦ウッドを中心に入念に調整されている。1週前には3頭併せを行い、最内を回ったとはいえ、大外のオープン馬ダノンラスターと併入。格上の相手にも見劣らない動きだった。

追い切るごとに状態を上げており、今週26日には美浦ウッド4ハロン51秒0ー11秒4の好時計を馬なりでマークした。

父ロードカナロア、母父サクラバクシンオーという配合は、3月の高松宮記念を制したファストフォースと同じ。スプリント適性は十分だ。初の関西圏への輸送をクリアし、3連勝で3勝クラス突破を決める。


<3>アイスリアン(日曜京都12R東大路S)

アイスリアン(2022年3月撮影)
アイスリアン(2022年3月撮影)

26日の栗東坂路で4ハロン52秒0-12秒1の好時計。ビシッといっぱいに追われてマークした。

冬場は太めに映った馬体が、春を迎えた前走ではマイナス8キロと絞れ、9番人気で2着好走と変わり身を見せた。

そこから中2週ということもあり、追い切り本数こそ少ないが、気温の上昇とともに動きはさらに良化。前走がフロックでないことを証明する。


【先週の結果】

〈1〉ワンダフルトゥデイ 日曜東京12R 10着


〈2〉ワルツフォーラン 土曜京都11R京都競馬場グランドオープン記念 9着


〈3〉エイシンギアアップ 土曜東京11RオアシスS 4着同着


◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。