<1>ワセダタンク(阪神10R洲本特別・15時00分発走)

松山弘平騎手(2022年撮影)
松山弘平騎手(2022年撮影)

松山騎手は昨年以降、阪神ダート1400メートルでトップの14勝を挙げ、勝率23・3%、連対率36・7%、複勝率50%と優秀。また、同騎手は昨年以降、ダート戦での橋口厩舎とのタッグで【3・2・1・5】、勝率27・3%、連対率45・5%、複勝率54・5%と文句なしの成績を残している。

松山騎手を背に、橋口厩舎が送り出すワセダタンクにとって、ダート1400メートルは昨年4月(14着)以来になるが、その時は出遅れもあり参考外。前走の敗戦で人気を落とすなら、おいしい穴馬になる。


<2>クリダーム(函館11R函館日刊スポーツ杯・15時25分発走)

22年函館2歳Sで2着に敗れたクリダームと武豊騎手
22年函館2歳Sで2着に敗れたクリダームと武豊騎手

20年以降に行われた函館芝1200メートルでの3歳上のレースでは、武豊騎手が【5・6・4・13】で連対率39・3%、複勝率は53・6%と好成績。

母父馬ではサクラバクシンオーが【2・6・3・22】で、7勝のサンデーサイレンスには及ばないものの、複勝率33・3%はそのサンデー(31・6%)を上回る。

武豊騎手騎乗のクリダームを狙う。前走の11着敗戦はダート戦で度外視。函館芝では新馬勝ち、函館2歳S2着と好走しており、当時の鞍上も武豊騎手だった。3カ月ぶりとなるが、得意舞台なら要注目だ。


<3>サクセスシュート(東京11RジューンS・15時45分発走)

美浦S3着のサクセスシュートと田辺裕信騎手
美浦S3着のサクセスシュートと田辺裕信騎手

上位人気になるが、狙わない手はない。鞍上の田辺騎手は今年、東京芝のハンデ戦で【1・2・2・2】、連対率42・9%、複勝率71・4%と高い確率で馬券に絡んでいる。また、同騎手と久保田厩舎のタッグも今年【6・1・5・9】、勝率28・6%、連対率33・3%、複勝率57・1%と好相性だ。

サクセスシュートはここ4走連続で上がり最速の脚が使えており、今回も直線勝負に徹して勝利をもぎ取る。


【先週土曜の結果】

<1>ヒシタイカン

東京8R稲城特別 3着(3番人気)

<2>ガンダルフ

東京11RアハルテケS 2着(1番人気)

<3>フェーングロッテン

阪神11R鳴尾記念 2着(3番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。