☆カワキタレブリー(日曜京都11R・シルクロードS10着)

ダッシュがつかなかったこともあり、前半は後方でじっくり脚をためた。直線は馬場の真ん中から馬群を縫うように進出。上がり3ハロンはメンバー最速の33秒4。荒れた馬場を考えれば優秀な時計だ。勝ったルガルには0秒9差をつけられたが、5着ショウナンハクラクとは鼻+鼻+鼻+頭+頭差。もう少しで掲示板というところまで差を詰めたのは評価していい。このところ2桁着順ばかりだが、ここ2戦で1200メートルを使ったことが刺激になれば、次走あたり復活の走りが見られるかもしれない。


☆タガノビューティー(日曜東京11R・根岸S13着)

スタートも良くなかったが、3コーナーで前、内外に馬がいて動くに動けない位置にはまってしまったのが痛い。流れも思ったほど速くならず、4コーナー15番手ではさすがに厳しかった。直線もずっと左手前のままで、馬自身のリズムも良くなかったのだろう。前との差をわずかに詰めた程度で、いいところを出せずに終わった。追い込み一辺倒の脚質で、20年ユニコーンS13着、昨年のプロキオンS14着など大敗するケースもあり、今回は度外視していい。G1で巻き返す力は十分ある。


☆クールミラボー(土曜京都11R・舞鶴S2着)

向正面でスムーズさを欠いたのがこたえた。後方からバハルダールがまくってきた時に一緒に上がっていければ良かったが、さらに外からワセダハーツにふたをされ、馬群の中で前が詰まる状態に。1列ポジションが下がったことで、3~4コーナーはかなり外を回された。それでもグイグイ前との差を詰め、直線も勝ち馬に鋭く詰め寄ったが1馬身届かなかった。スタートでアオったのも影響したが、上がりは最速37秒2の脚を使っており、負けて強しの内容だ。リズム良く走れば3勝クラスはすぐに勝てる。