中京競馬場の開幕週はレコードが出るような馬場で前残り傾向だったが、先週あたりから差しが決まるようになってきた。京都と中京、競馬場は違えど距離条件は同じ3歳スプリント重賞なので、過去5年の葵Sデータと中京のコースデータを使用する。

【前走重賞組より1勝クラスが優勢】

同じ競馬場で行われる前走橘S組が好相性だったが、リステッドになった2019年以降の成績は【0・1・0・10】。昨年の橘Sの勝ち馬で葵S2番人気に評価されたダディーズビビッドも16着と大敗している。橘Sからの人気馬を疑ってみても良さそうだ。前走ファルコンS組も【1・0・0・12】と1400メートルのOP組は人気でも気をつけたい。

【コース成績は良くても3歳の成績に注意】

過去5年の中京芝1200メートル産駒別データでは、ロードカナロア産駒の成績が、勝率18%、複勝率35%、単複回収値も100を超えている。3歳に限定してもロードカナロア産駒が【3・1・1・5】と活躍傾向にある。キンシャサノキセキ産駒、ダイワメジャー産駒もコース成績はいいが、キンシャサノキセキ産駒の4歳時成績が【4・4・3・11】に対して、3歳時では【0・0・2・10】。ダイワメジャー産駒の3歳1月~3月時の成績が【1・3・2・3】に対して、4月~9月時では【0・0・0・5】と、3歳5月時の成績はさえない。本命は◎シゲルファンノユメ。常に上がり3位以内の確かな末脚を持っている。直線末脚勝負になるような展開で期待したい。

【中京11R・葵S】

◎(5)シゲルファンノユメ○(13)ブレスレスリー▲(6)コムストックロード

【買い目】

3連単1頭軸マルチ60点

(5)軸(2)(4)(6)(10)(13)