10月2日に仏パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1、芝2400メートル)に向けてステイフーリッシュ(牡7、矢作)とディープボンド(牡5、大久保)が22日、1週前追い切りを行った。

エーグル調教場の芝コースで、7ハロンから帯同馬エントシャイデンを交えて3頭併せ。ステイフーリッシュに騎乗した渡仏中の西村淳騎手(レースはルメール騎手)は「コーナーリングも問題なく、いい負荷をかけることができました。最後は抜かれましたが、順調にきていると思います」とコメントした。

ディープボンドに騎乗したバルザローナ騎手(レースは川田騎手)は「動きが良く、注文をつけるところはありません。コンディションも良さそうです」。大久保師は「2度目の遠征でもあり、日に日にこちらの環境にフィットしてきているようで、日本にいる時より良く見えます。矢作芳人厩舎の協力もいただき、理想的な3頭の真ん中に入れる調教ができ、1週前追い切りとしては申し分ない動きでした」とコメントした。