「ウマ娘」の藤田晋オーナー所有の良血馬エゾダイモン(牡、武幸)が、武豊騎手を背にデビュー2戦目で初勝利を挙げた。

好位の内で脚をため、手応え良く直線に向くと、名手のアクションに応えるようにグングン加速。1番人気の2着トーホウガレオンに1馬身4分の1差で快勝した。勝ち時計は2分0秒8。

武豊騎手は「素直で乗りやすいですね。2戦目で流れに乗って競馬できましたし、馬も良くなっていました。まだまだこれから良くなると思います」と振り返った。

同馬は21年セレクトセールにおいて、1億6500万円(税抜き)で落札されたハーツクライ産駒。半兄に19、21年の香港ヴァーズを制したグローリーヴェイズがいる。

今後について武幸師は「まだ先の馬。急ぐタイプではないので、馬の成長を見ながら決めていきたいと思います」と話した。