国分優作騎手(31)騎乗の10番人気ユニコーンライオン(牡6、矢作)が鮮やかに逃げ切り、昨年の鳴尾記念に続くJRA重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は2分0秒2。

シャムロックヒル、ベレヌスなどの同型がそろう中、好枠1枠2番から先手を奪った。直線でも脚色は衰えず後続を封じた。テン乗りの国分優騎手は19年9月の小倉2歳S(マイネルグリット)以来、約3年2カ月ぶりのJRA重賞4勝目を手にした。

国分優騎手は「枠順が決まった時点でスタートだけは誰にも負けないようにと思っていました。それにしても馬が素晴らしく、頑張ってくれました」とパートナーをねぎらった。これまでのJRA重賞3勝は、すべて芝1200メートル。「やっと長い距離を勝てました」と中距離タイトル獲得を喜んだ。

1馬身3/4差の2着に中団から伸びた3番人気サトノセシル、3着に追い込んだ1番人気アラタが入った。

馬連(2)(7)1万200円、馬単(2)(7)2万2760円、3連複(1)(2)(7)1万3320円、3連単(2)(7)(1)10万7530円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)