松山弘平騎手(33)騎乗の3番人気タスティエーラ(牡、堀)が重賞を初制覇して、クラシック候補に名乗りを上げた。

好位で折り合い、直線では残り1ハロン手前で先頭に立ち、そのまま押し切った。15年の覇者サトノクラウンとの父子制覇を達成した。

松山騎手と堀宣行調教師(55)は先週の中山記念(ヒシイグアス)に続き、2週連続の重賞Vとなった。

松山騎手は「しっかり動ける位置で勝ちにいく競馬をしたいと思いました。馬がしっかり応えてくれて強い競馬ができたと思います。道中スローで、でも折り合いもついていましたし、スムーズだっと思います。ここで前哨戦を勝って権利を取ってくれましたし、次もしっかり走ってくれる馬だと思いますし、頑張ってほしいと思います」と振り返った。

2着にインを突いた1番人気トップナイフ、3着に2番人気ワンダイレクトが入った。上位3頭が皐月賞の優先出走権を獲得した。

馬連(4)(6)680円、馬単(6)(4)1350円、3連複(2)(4)(6)800円、3連単(6)(4)(2)4010円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)