22年高松宮記念覇者のナランフレグ(牡7、宗像)が現役を引退し、種牡馬入りすることが分かった。7日、管理する宗像師が明かした。けい養先は北海道日高町のヴェルサイユファームになる予定。

主戦を務めた丸田騎手は「僕にも先生にも初めてG1を勝たせてくれた馬です。本当に『ありがとう』という気持ちしかないです」と柔らかな表情で話した。

全37戦中、コンビを組むこと29戦。性格は熟知している。「やんちゃでしたね。何度も馬上から落とされたことがあるんですよ(笑い)。人に対して勝ち気というか、そういう性格の持ち主でしたね。でも、競馬に行けば素直。しまいまで一生懸命に走ってくれる子でした」。この緩急が強さの証しだった。

今後は種牡馬の道を進む。SNS上では早くも、「ナランフレグ産駒に騎乗する丸田騎手が見たい」。との声も挙がる。丸田騎手は「僕が乗せていただいた馬が種牡馬入りすることはそう多くはないんですよね。いつか乗れることを楽しみにしたいです」と力を込めた。

金曜日には厩舎を訪れ、別れのあいさつも済ました。「最後の方は性格も穏やかでしたね。体はまだまだ元気いっぱいでしたよ」。だからこそ、第二の馬生が楽しみになる。美浦の名コンビがターフを去る。