昨年の地方競馬で優秀な成績を収めた人馬を顕彰する「NARグランプリ2023」の表彰式が22日、都内ホテルで行われた。

2年続けて年度代表馬に選出された兵庫イグナイター(牡6、新子)は昨年、JBCスプリント(Jpn1)、さきたま杯(Jpn2)のDG競走を制覇した。

今年の始動戦フェブラリーS(G1)は11着に終わったが、次は海外遠征でドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル、3月30日=メイダン)に向かう。

新子雅司調教師は「もともと行きたいと思っていました。フェブラリーSの借りをドバイで返したい。兵庫のイグナイターから、世界のイグナイターにしたいです」と意気込みを口にした。

地方所属馬がドバイ国際競走に参戦すれば、05年にドバイワールドCに挑戦して6着だった船橋のアジュディミツオー以来19年ぶりになる。