京成杯2着のアーバンシック(牡、武井)が4着に追い込んだ。序盤は13番手と後方から。3~4角で徐々に外に持ち出しながら直線で追い上げを開始。じわじわと伸び続け、内のシンエンペラーをかわしたところでゴールとなった。

横山武騎手は「今日の馬場を考えると、本当はもう2列くらい前が欲しかったのですが、ちょっとまだ成長途上のところもあって、スタート出られずに思っていたポジションが取れませんでした。でも道中の我慢は利いていたし、進路を見つけてからは、しっかりと脚を使ってくれました。1歩ずつ成長してくれているので、さらに成長を期待したいです」。

武井師は「頑張ってくれたと思う。ただ内にもたれるなどの課題はあって、そこは悔しいです。でもこの馬はダービー向きだと思っていたし、負けたけど、最低限のことはできた。折り合い面もちょっと課題。次までにしっかりと修正していきたい」と巻き返しを誓った。