凱旋門賞(G1、芝2400メートル、5日=パリロンシャン)に「3頭出し」で挑む地元フランスのフランシス・グラファール調教師(48)が30日、フランスギャロ主催の共同記者会見に臨んだ。出走予定の仏オークス馬ゲゾラ(牝3)、ジャンロマネ賞覇者キジサナ(牝5)、プランスドランジュ賞2着のダリズ(牡3)について語っている。

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前走ジャンロマネ賞を勝って優先出走権を獲得したキジサナはアレクシ・プーシャン騎手とコンビを組む。5歳牝馬だが、ここまでのキャリアはわずか8戦(6勝)。現在4連勝中で、その勢いは侮れない。

グラファール師は「キジサナは素晴らしい牝馬です。3歳時と4歳時は健康上の問題で出走できなかった時期もありましたが、私は彼女を常に高く評価してきて、オーナーも5歳で現役を続けることに同意してくれたのです。ジャンロマネ賞を勝って、信頼に応えてくれましたね。2400メートルになるのはいいと思います。今はトップコンディション(最高の状態)です」と仕上がりに自信を見せた。ただ、一方で「馬場があまり悪くならないでほしいですね。彼女の最大の強みである瞬発力が生かせなくなります。ストライドが大きく、レース中はスペースがほしいので、スローペースで囲まれる展開は避けたいです」と馬場状態の悪化や展開面を懸念していた。