日本馬ビザンチンドリーム(牡4、坂口)は日本馬最先着も5着に敗れた。海外3戦目で初の黒星となった。道中はインで脚をため、直線はオイシン・マーフィー騎手とインを強襲。力強く伸びてきたが、勝ち負けには加われなかった。
たたき良化型らしく、使っての状態は非常に良かったが、厳しい条件がそろってしまった。前走のフォワ賞はやや重馬場だったが、上がりは33秒台前半が出る日本馬向きのトラックバイアス。今回は大きく異なり、現地時間3日の夕方から降った雨の影響で、乾いていた馬場もすぐに悪化した。「前走もいいバランスで運べていたし、多少の道悪ならこなせると思う」と話していたが、直前、レース中の降雨もあり、想定以上に悪い馬場で欧州の洗礼を受けた形となった。
2歳の頃は課題だらけだったが、サウジアラビア、フランスと海外遠征をへて一気に成長。特にメンタルの充実が著しい。「使う度に良くなっていますね」と坂口師。今回の苦い経験は、必ず次に生かしてくれるはずだ。【藤本真育】

