日本から遠征したテーオーエルビス(牡4、高柳大)が快挙を果たした。ケンタッキーダービー当日に行われたチャーチルダウンズS(G1、ダート1400メートル)を快勝。中団で流れに乗って直線先頭に立つと、後続を3馬身以上突き放した。日本調教馬による北米のダート短距離G1制覇は初めて。前走カペラSで国内重賞初制覇を遂げた同馬は、初出走のG1を海外で制して破竹の5連勝とした。

同馬の関係者がJRAを通じて寄せたコメント全文は以下の通り。

▽坂井瑠星騎手 スタッフも状態は良いと言っていましたし、追い切りに乗った田口貫太騎手から『絶好調。あとはジョッキー次第』と言われていたので、プレッシャーはありましたが、非常に強かったと思います。道中のリズムも良かったですし、アメリカの1400mの速いペースでもちょうど良いと思っていました。直線を向いて仕掛けてからは、反応が素晴らしかったので、これは勝ったなという感じで、本当に状態が良かったと思います。今回僕はレースで騎乗しただけなので、チーム、厩舎の皆様のおかげだと思います。アメリカの短距離G1を勝つのは本当に難しいことなのですが、今回勝たせていただけて非常にうれしいです。まだまだ活躍できる馬だと思いますので、今後も応援してください。

▽高柳大輔調教師 この馬を信じてやってきたのでうれしい気持ちです。アメリカのレースはテンが速いので、テーオーエルビスにとっては周りが流れてくれた方が合っていると思っていました。道中は本当に良いところにつけてくれたので、4コーナーを回った後は1400mという距離が持つかどうか心配になりましたが、あとは騎手に任せたという思いでした。今後は海外遠征を含めて色々なことを考えていきたいと思っています。