今度こそ本当に見納めかもしれない-。現在、米国を拠点にしている世界的名手、ランフランコ・デットーリ騎手(54)が現地時間29日、SNSで現役引退を発表した。「土曜日のブリーダーズカップを最後に米国での騎乗を終えます。そして、南米で残り数回騎乗して、私のキャリアは終わります。これはずっと願ってきたことです」と投稿した。

「40年以上にわたり、このスポーツの最高峰の舞台で競えたことは本当に光栄です。家族、オーナー、調教師、厩舎スタッフ、もちろん、私のキャリアを可能にしてくれたサポーターの皆さまに深く感謝しています。この素晴らしい旅路を通じて、私を支えてくださった皆さまに心から感謝します」とつづっている。

イタリア出身のデットーリ騎手は英国を中心に数々の大レース、凱旋門賞、日本のジャパンCなど世界中のレースを制覇。アスコット競馬場の「マグニフィセントセブン」(1日7戦7勝)などさまざまな伝説を残してきた。22年のオフシーズンに23年シーズン終了後の引退を一度、表明していたが、欧州から北米に拠点を移し、騎乗を続行。今年3月には英国において破産申請を行ったことも話題になった。土曜にデルマー競馬場で行われるブリーダーズカップ最終日(日本時間11月2日朝)では、BCマイルで日本のアルジーヌに騎乗を予定している。