この経験を必ず次に-。米国競馬の祭典、ブリーダーズカップ(以下BC)の2日目が現地1日(日本時間2日)、カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われた。BCターフスプリント(G1、芝1000メートル)で海外初遠征をしたインビンシブルパパ(牡4、伊藤大)は2番手から運ぶも6着に敗れた。ウェブ連載「無敵パパのBC奮闘記」最終回は、伊藤大士調教師(52)がレースを振り返り、今後への思いなどを語った。
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レースが終わりました。正直勝つ気でここに来ましたし、悔しいです。6着という結果には満足していないですし、できないです。レース前も雰囲気がよく、状態に関しては安心してレースに送り出せました。3から4コーナーでは大輔も勝負に出て逃げた馬をつかまえに行きましたが、結果的に止まってしまいました。インビンシブルパパも大輔もよく頑張ってくれました。何が足りなかったかを考えて、今回の挑戦で終わることなく、次の機会があればまた世界に挑みたいです。パパの速力を証明してあげたいです。
今回、僕たちのつたないコラムでしたが、付き合ってくださった方々、大輔、パパを応援してくれた方々、本当にありがとうございました。また、日本に戻っても頑張りますので、応援していただけるとうれしいです。本当にありがとうございました。(おわり)
◆伊藤大士(いとう・だいし)1972年(昭47)11月29日、愛知県生まれ。森安厩舎で厩務員、上原博厩舎で調教助手を務め、09年に調教師試験に合格。同年厩舎を開業。JRA重賞は20年ダイヤモンドS(ミライヘノツバサ)で初制覇し、23年ニュージーランドT(エエヤン)、25年CBC賞(インビンシブルパパ)で通算3勝。趣味は野球観戦で東京ヤクルトスワローズの大ファン。

