白毛馬アオラキ(牡5、田村)が15日の福島8R(3歳1勝クラス、芝2600メートル)で故障を発生、競走中止となり、この世を去った。「アオラキfamily」の公式X(旧ツイッター)が発表した。

「アオラキを応援してくださった皆様へ

この度、アオラキが天国へと旅立ちました。

今はただ、言葉にならないほどの寂しさと悲しみに包まれております。

これまでアオラキを応援し、愛情を注いでくださった皆様に、心より感謝申し上げます

これからは、アオラキが天国から私たちのことを優しく見守ってくれていると信じています

なお、詳しい詳細につきましては後日あらためてお知らせいたします。

アオラキの思い出を温かく胸に留めていただければ幸いです」と投稿している。

ゴールドシップ産駒のアオラキはJRAで初めて走った南半球産(ニュージーランド生まれ)の白毛馬カスタディーヴァの初子。母を所有したディアレストクラブ(北海道浦河町)が生産し、石井輝昭オーナーが所有している。JRAで17戦(3着3回)。その後、愛知、浦和、高知、笠松などに所属し、地方で24戦3勝の成績を残して、中央転入を果たしていた。

SNSでの人気も非常に高く、先月12日には引退競走馬の支援活動を行うTCC(サラブレッドコミュニティクラブ)がアオラキの広報大使就任を発表。オンラインストアで数量限定販売を受け付けたマスコット、ぬいぐるみはいずれも売り切れた。引退後は観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)で「会いに行けるアイドルホース」として余生を過ごすことも発表されていた。

生産したディアレストクラブもXに同馬の写真を投稿し、「アオラキ、ありがとう」と追悼。ファンから多くのメッセージが寄せられている。

◆馬名 「オペラ中の楽曲名。『清らかな女神』」という意味を持つ母カスタディーヴァ(ジオペラハウスの14)は日刊スポーツで馬名を公募した。初子のアオラキの馬名は母の母国に由来し、意味は「ニュージーランドのクック山の別名。雲を貫く(マオリ語)」。