宜野湾市といえば、沖縄出身の歌手・安室奈美恵さんの最後のライブが行われた地。ライブ当日の昨年9月15日、会場となった沖縄コンベンションセンターは、全国から多くの人が駆け付けた。そこから目と鼻の先にあるアトムホームスタジアム宜野湾。そこでDeNAの春季キャンプが、今年も行われている。こちらも、沖縄に限らず、横浜をはじめとしたファンが全国から詰めかけている。

チームを代表するイケメンの神里和毅外野手は、沖縄出身。今でも時折、安室さんの楽曲は聴くという。25歳ながら、自身が生まれた年ごろの「Chase the Chance」も選曲リストの1つ。「近くでライブやっていたみたいですね。自分はめちゃくちゃファンというわけではないですけど、たまに聞きますね。それに同じ沖縄出身なので、自分も頑張らないといけないなって思います」と刺激にしている。

昨年は、こちらも沖縄出身のISSAが所属するDA PUMPの「U.S.A.」がダサかっこいいとして世間から注目された。神里は「沖縄の人というだけで、何か近いものを感じるというか。キャンプとかにも地元の友達が来てくれるし、自分も沖縄出身なので、本当にやらないといけないという気持ちになりますね」と気を引き締める。宜野湾から、全国へ-。誰もが知るような存在を目指し、イケメンの野球漬けの日々は終わらない。【DeNA担当 栗田尚樹】