プロ野球番記者コラム

阪神「山本昌臨時コーチ」は星野さんの言葉が後押し

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

昨秋キャンプ、今春キャンプと阪神の臨時コーチを務めていた山本昌氏が2月16日、予定されていた日程を終えた。

阪神臨時コーチ最終日の山本昌氏(撮影・上山淳一)
阪神臨時コーチ最終日の山本昌氏(撮影・上山淳一)

同氏は「初めてプロの選手にコーチという肩書でやらせてもらいましたけど、僕自身が勉強する機会が多かった。1人1人が成果が出るとうれしいな」と笑顔でキャンプ地の沖縄・宜野座を後にした。帰りの車に乗り込む際には藤浪、望月らが並んで一礼。感謝の気持ちを示した。

初めての“コーチ”が阪神…? 中日一筋32年の山本昌氏が阪神の臨時コーチに就任することは確かに驚きだった。だが、恩師の言葉がレジェンドの背中を押したのではと、勝手ながら想像する。通算219勝を挙げて50歳までマウンドに立った球界のレジェンドは、15年10月の引退会見でこんなことを言った。

「星野(仙一)さんが『一生野球のことを考えて終われ』と激励してくださった。遊んでたら叱られちゃいますよ」。中日時代から続く矢野監督との縁があって実現した「山本昌臨時コーチ」。加えて、阪神を指揮した恩師の言葉も影響したのではと思う。2年前に天国へと旅立った星野さんは「マサ、ありがとうな」と笑顔を浮かべているに違いない。【桝井聡】

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