大会7連覇と10年連続の夏の甲子園を狙う聖光学院は県立の須賀川から4回までに6点を失うも、5点を追う6回に7点を奪って8-7で逆転勝ちした。

 6回、相手2番手投手の制球が定まらないのを見るや、徹底した待球作戦に出てこのイニングで4連続含む7四球。2度の押し出しと暴投などで同点に追いつくと、2死一、二塁で小泉徹平内野手(2年)が勝ち越し右越え三塁打を放った。小泉は「外角の直球。芯を食ったので抜けると思った」と振り返った。