15年前、優勝旗を電車で運んだ都立高の城東が、再び優勝旗を狙う。

 城東は、プロ注目右腕、関根智輝投手(3年)擁する。高野慎太郎主将(同)は「関根を中心とした守りからリズムを作っていきたい」と語った。

 今春の都大会準々決勝で、都王者の関東第一と対戦。敗れはしたが、引き分け再試合を行うほど、互角の戦いだった。今春の経験がチームを勢いづける。

 01年優勝時、優勝旗を手に持って電車で学校に帰ったエピソードは部内でも話題になった。「今年はきちんとした形で持って帰りたい」と笑った。

 城東の初戦は15日。