U-18(18歳以下)アジア選手権(30日から6日間、台湾・台中)に出場する高校日本代表が、初の対外試合を白星で飾った。

 先発の履正社(大阪)寺島成輝投手(3年)は、初回に自らのけん制悪送球から1失点。3回3安打2失点の内容に「状態は悪くなかった。高校生と違って、空振りが取れていた球をヒットにされてしまった」と課題を口にした。

 4回から登板した木更津総合(千葉)の早川隆久投手、7回から救援した広島新庄・堀瑞希投手(ともに3年)もそれぞれ1点を失ったが、大学生から連続三振を奪うなど上々の内容だった。

 打線は初回、4番に座った秀岳館・九鬼隆平捕手(3年)の左越え3ランで逆転。4、8回には無安打ながら送りバントと犠飛で得点するしぶとさを見せた。