松山聖陵(愛媛)が創部49年目で初のセンバツ出場を決めた。昨秋の四国大会4強で、アドゥワ誠投手(現広島)を擁した16年夏に続く甲子園となる。

 沖縄尚学で99年センバツ優勝経験を持つ荷川取秀明監督(36)は「春と夏はコンディションも気温も違う。寒さ対策も万全に、投手中心にしっかり守備から攻めたい」と意気込んだ。

 190センチの土居豪人(ひでと)投手(2年)は最速144キロの長身右腕だ。「今までやってきたことをしっかり出して、自分からリズムをつくりたい。目標はベスト8。140キロ台後半は出せるようにしたい」と力強かった。