今夏の甲子園に北北海道代表として出場し、今月25日にプロ野球志望届を提出した旭川大高の沼田翔平投手(3年)が27日、報道陣の取材に対応した。10月25日のドラフト会議(東京都内)に向け「指名されるかどうかは分からない。でも、高校に入ってからの夢がプロになること。挑戦してみたい」と心境を口にした。

今夏の甲子園での投球が、きっかけになった。最速146キロの直球を武器に、初戦の佐久長聖戦で先発し、8回4失点も自責点0。チームは敗れたが、122球を投げ「あの大舞台で手応えを感じるボールを投げられた。空振り三振も取れた。もっとバンバン打たれると思っていたから、自信になった」と話した。

野球の基本を教えてくれた兄真輝さん(26)が11月に結婚を控えており、10月の吉報を携え、兄の門出に花を添える。