U18W杯(韓国・機張)は台湾の優勝で幕を閉じた。5位に終わった日本からは3選手が表彰された。

奥川恭伸投手(3年=星稜)はベストナイン先発投手部門に選ばれた。カナダ戦の6回18奪三振の投球が評価された。「自分の投球を評価していただいてうれしい。上のステージでも選ばれるくらいの選手になりたい」とコメント。18奪三振は今大会の最多奪三振でもあった。

西純矢投手(3年=創志学園)は本塁打王(2本=タイ記録)に輝いた。「うれしいですけれど、次は投手としてタイトルを取れるような選手になりたい。打者への思い? そんな気持ちは全然ない」と投手一本を強調。「前田健太さんのような投手になれるように頑張りたい」と目標を掲げた。

本職が遊撃手の韮沢雄也内野手(3年=花咲徳栄)は、一塁手でベストナインに選ばれ「びっくりしました」と目を丸くした。ショートバウンド捕球やフォーメーションなど初めての一塁守備に苦戦しながら、打撃では不動の3番としてチームトップの10安打を放った。「今回、ショートを守れなかったのは悔しい。ずっとやってきたので、ショートで勝負したい」と、あらためてプロ志望を口にした。