履正社が、明星に逆転勝ちで3回戦に進出した。

初回、3ランで先制されるまさかの展開も手堅く点を重ねた。その裏、無死一、二塁から3番小深田大地内野手(2年)の適時打で2点を返した。2回に押し出し四球などで3得点し逆転すると、3回には4本の長短打などで一挙5得点。一気に突き放した。

5回にも小深田の適時打などで点を重ね、最後は押し出しで13点目が入り、5回コールド勝ちとなった。

岡田龍生監督(58)は「向こうの投手も良さそうだったので、3点はどうかなと思ったんですけど、すぐ2点取れたので何とかいけるかなと思いました」。

初戦、4番に座った小深田を3番に据えるなど、主に上位から中位打線を変更し「まだ試行錯誤していて、人を入れ変えたりいろいろな人間を使ったりしているんですけど、まだ把握できていない。ぶっつけ本番でやりながら」とベストな布陣を見つけていく。

茨木市内のグラウンドには、古豪・明星のファンも含め、多くのギャラリーが詰めかけた。