九州地区高野連は4日、福岡市内で臨時理事会を開催し、春季九州地区大会(大分県開催)の中止を発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、当初の4月18日開幕から5月16日開幕へ延期されていた。だが感染状況が悪化し、苦渋の決断が下された。

午後3時からの約1時間の会議後、同高野連の野口敦弘理事長(58)が、全員マスク着用の報道陣に対応。「新型コロナウイルスの(感染)拡大傾向が強く、移動などに十分な安全が担保できない」という苦渋の決断だった。

現在、九州大会の各県代表を決める予選は、沖縄県だけが無観客で行われている。だがこの日、11日以降に無観客で開催予定だった佐賀県大会も中止が決まった。

▽今春センバツに出場予定だった元阪神、ダイエーの鹿児島城西・佐々木誠監督(54) 決められたことなので何もないです。(夏へは)その時期が来たら考えます。