明秀学園日立(茨城)のエース宇城敢永投手(3年)は、スリークオーターから投げ込む投球は最速130キロながら、低めの制球力が持ち味だ。

気持ちの弱さが課題だったが、冬は週3日、1日150球の投げ込みに取り組み、ピンチでも動じずに内角へ強気に攻められるようになった。金沢成奉監督を慕い大阪から進学。試合のたびに大阪から観戦に来てくれる両親の励ましを支えに、心身ともにたくましく成長した。