大宮東は、細田学園に敗れ、26年ぶりの関東大会進出とはならなかった。

先発した清水慶斗投手(1年)は8回6安打3失点と試合をつくったが、打線が決定打を欠いた。8安打に6四球で毎回のようにチャンスメークしたが、あと1点が届かなかった。

念願の関東大会出場とはならなかったが、春夏1回ずつの甲子園出場経験があり、93年にはセンバツで準優勝した古豪に復活の兆しが見えた。それでも河西竜太監督は「史上最低だって言われたチームから奮起して、チーム力をもってここまで戦ってきた。いろいろな対策をしてきたが、大舞台でうまくもって行けなかった監督の責任かなと思います」と悔しがった。