2人の歌声が開会式を彩った。国立音楽大付の音楽科に所属する長谷川桜愛(らまな)さん(3年)が君が代独唱を、小林未来さん(2年)が大会歌独唱を担当した。

長谷川さんは「昨年大会が中止になってしまって、悲しい思いをしている球児の皆さんにエールを送る気持ちで歌いました」と真剣な表情で話した。

小林さんは「球児の皆さんにとっての清涼剤になれるように歌いました。(スタンドから沸き起こった拍手を聞いて)生きてて良かったなと思いました」と笑顔で話した。