兵庫工が中盤の猛攻で逃げ切り、3回戦に進んだ。

チームを支えた1人が伊勢田修平部長(26)だ。対戦校の姫路工の内野手だったが、12年の2年夏に急性骨髄性白血病を発症。入院して留年し、迎えた2度目の2年時、夏は背番号をもらったが、初戦前日に再入院した。甲子園の夢を断ち切れず、病魔を乗り越えて、大学へ。教員免許を得て兵庫工に赴任し、昨秋から部長になった。「(生徒に)できることをしっかり覚悟を持って、思い切ってやりなさい、今しかない、と言ってます」。試合前は外野ノッカーを務めた。

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