横浜の村田浩明監督(35)が初の甲子園切符を手にした。

20年4月に母校監督に就任してから1年余りでの悲願達成。杉山遥希投手(1年)を決勝の舞台で先発起用するなど、1、2年生を多く起用しながら176チームが参加した激戦区を制覇した。

「強い横浜を再建する思いでやってきた。本当にこの子たちはいろんな壁にぶつかって苦しい思いをしてきたが、文句を言わずにやってきてくれた。この子たちが甲子園に行くというのは価値がある」と涙ながらに喜んだ。