センバツ代替出場の近江(滋賀)は、エースで今秋ドラフト候補の山田陽翔投手(3年)がクレバーな投球を披露した。

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序盤こそ球が上ずっていたが、2回以降は修正。変化球を多投した。

6回無死一塁ではカットボールで引っ掛けさせ、狙い通りに遊撃併殺打を完成させた。初戦の20日長崎日大戦は165球を要したが、この日は87球の省エネで9回2失点完投。

「ここから1日空いて、連戦になってくる。できるだけ球数を抑えて。(1回は)無駄な力が入っていた。『8分の力』から思い切って『7分の力』に打たせていく。8分から7分は自分のなかでは思い切ったこと」と話した。

初戦は滋賀・彦根市から日帰りの強行軍だったが、前日24日に宿舎入り。この日は宿舎からバスで甲子園に入った。

山田は夏の甲子園の大会歌「栄冠は君に輝く」をバスの車中で聞いて気持ちを高ぶらせた。「自分のモチベーションを上げるため」。ルーティンで心を整えて力投につなげた。