花咲徳栄(埼玉)が7回コールド勝ちで4回戦に駒を進めた。先発の和久井大地(3年)が2回無失点で試合をつくり、打撃でも3回に左越えの2点本塁打を放つなど投打で躍動した。プロ注目の石塚裕惺内野手(3年)は4打数1安打1打点だった。

背番号18が輝きを放った。投げてはキレのある直球を低めに投げ込み、3つの三振を奪った。初戦から続けて先発マウンドを任され「攻撃のリズムを作れるようにテンポよく投げられた。初戦に比べて楽に投げられたと思います」と振り返った。

最速は142キロながらキレのある直球が武器。冬からサンドボールや5キロのダンベルを落として指でつかむトレーニングを続け、球のキレを上げてきた。「指によく掛かるようになって、変化球もよくなった」と夏にかけて成長を遂げた。

バットでもみせた。3回2死二塁で打席に立つと、高めの変化球を強振し、左翼席に放り込んだ。練習試合も含め高校初本塁打となり「中学の頃から打撃は好きだった。打ててうれしい」と喜んだ。

チームは相手投手の緩い球を打ち損じる場面も多かったが、7回コールドで危なげなく勝ちきった。岩井隆監督(54)は「連打が出なかった。まだまだ課題はあります」としつつも「低く打とうという意識はあった」と振り返った。「1つ1つ全員で戦いたい」と次戦を見据えた。【野見山拓樹】

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