東洋大姫路が14年ぶり夏の甲子園出場を決めた。22年4月から監督に就任した岡田龍生監督(64)は母校を春夏連続で甲子園へと導いた。
打線が安打を重ねた。2回に桑原大礼捕手(3年)が先制ソロを放つと、逆転を許した直後の3回には2死から4連打で2点を奪って逆転。3-3の6回には4番の白鳥翔哉真(ひやま)外野手(3年)の適時打で勝ち越しに成功した。
先発の木下鷹大投手(3年)は報徳学園打線に何度も食い下がられた。ただ、背番号1の意地を見せて、8回には三者連続三振など、リードさせなかった。「1、2点差で抑えることを考えながら投げていた。打線が頼もしかった」。マウンドを守り切り、甲子園へと導いた。
岡田監督は「うれしいのひと言です。よく頑張ってくれた」と選手をたたえた。
「夏の東洋」復活を誰よりも喜んだ。「これが一番うれしい。東洋に帰ってきて一番寂しかったのは、夏の東洋ということが言われなくなってしまっていたこと。春よりも夏。センバツも超満員で一番いい景色でやらせてもらった。春と夏の景色は全然違うでと言っていた。とにかくもう一回頑張って夏の景色見に行こうと夏の大会前に話していた。春の忘れ物を取りに、子どもたちと頑張ってきます」と甲子園へ宣言した。
◆東洋大姫路 1963年(昭38)創立の私立校。生徒数1179人(女子473人)。野球部は63年創部で部員は89人(うちマネジャー2人)。甲子園は春が9度、夏は13度目。77年夏に全国制覇。主な卒業生は元マリナーズ長谷川滋利、ヤクルト原樹理、中日松葉貴大、西武甲斐野央ら。所在地は姫路市書写1699。上田肇校長。

