歌手でタレントの松本伊代(50)が人生初の始球式を行った。

 背番号16のユニホームと白いフリルのミニスカートという格好。代表曲の「センチメンタル・ジャーニー」が流れると球場から大歓声が飛んだ。「曲も流れて踊りたい気分だった」とノリノリで挑んだ投球は2バウンドながらも、大きく外れることなく捕手小関のミットへと収まった。

 伊代の14(いよ)番と「センチメンタル・ジャーニー」の歌詞の「伊代はまだ16だから」にちなんで16番のユニホームの2種類が用意されたが、「こっちの方がわかりやすいと思った」と自ら背番号16のユニホームを選んだという。

 「野球をやっている高校生の息子と練習しました。(ボールを握るときに)3本でも5本でもいいよと教えてもらったので、今日は3本でやってみました。でもやっぱり(マウンドから)ちょっと遠いですね。投球は70点くらい。届かなかったけど、あれだけいけばいいかな。楽天も今日勝てば5割に戻ると聞いたので、勝利の女神でまた呼んでもらいたいです」と笑顔で話した。

 3回には場内のウグイス嬢を務める予定だ。