金本新体制の骨格が少しずつ見えてきた。阪神は20日、現在で決まった来季コーチ陣の陣容を発表した。指揮1年目の金本監督を支える参謀役として、高代延博前作戦兼内野守備走塁コーチ(61)がヘッドコーチに就任。長く阪神で指導してきた平田勝男前ヘッドコーチ(56)がチーフ兼守備走塁コーチに就いた。

 「新人監督」をサポートするトロイカ体制だ。高代氏は金本監督が現役1年目の92年から広島の守備走塁コーチを務めるなど、長らくコーチと選手の間柄で特に守備走塁の重要性を教え込んできた。金本監督の12年現役引退会見時には名前を挙げて「僕の野球人生の土台を作ってくれた」と感謝したほど。その野球観のルーツになっており、理想的な存在だ。過去には日本ハム、ロッテ、オリックスでヘッドコーチを歴任し、経験も豊富だ。

 平田氏は05年優勝時のヘッドコーチを務め、主力だった金本監督とともに戦った。2軍監督を長く務めるなど、チームの内情をもっとも把握する存在だ。また、外国人野手の指導役を務めたトーマス・オマリー打撃コーチ補佐(54)と伊藤敦規トレーニングコーチ(52)の留任も決まった。