日本ハム上沢直之投手(21)が想定外のアップ査定に気を引き締めた。

 27日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円アップの推定年俸2400万円でサインした。「上がると思っていなかったので、正直びっくりした」。今季は開幕ローテーション入りも不安定な内容が続き、13試合登板で5勝6敗、防御率4・18。昨季の8勝から数字は下がったが球団からは「成績は下がったけど、高卒4年目にしては順調に来ていると言われました」と、着実な成長ぶりを認められた。今年のドラフトでは同じ年齢の大卒投手が5人入団する。「仲良くはしたいけど、負けたくない。こういう評価をしてもらったら、なおさら頑張らないといけない」と、自分に言い聞かせていた。