阪神藤川球児投手(35)が3日、鳴尾浜での自主トレをペースアップさせた。先月24日の入団会見翌日から9連勤となったが、疲労はみじんも感じさせず。偶然顔を合わせた岡崎が「やりましょうか?」とキャッチボールを呼びかけると、「頼むわ」と即答。「倍ぐらい重い」(岡崎)トレーニング球で20メートルまで間隔を広げると通常の白球に持ち替え、グングン50メートルまで延ばした。

 キャッチボールの距離が今オフ鳴尾浜で最長なら、約90球の球数も最多で要した25分も最長。低い弾道のままミットに収まった真っすぐに、岡崎は「懐かしかったし、落ちないのは変わってないですね」と健在の火の玉軌道に目を丸くした。

 その後はチューブを腰に巻いて投球動作を繰り返すなど、強化メニューを精力的に消化。「順序よくやっていくだけ。岡崎は捕手ですし助かりました。ありがたかったです」と感謝して寒風の4時間鍛錬を終えた。呉昇桓の去就で先発か抑えか役割は180度変わるが、泰然自若で戦闘ボディーをつくる。【松井清員】