G倒はベテランに頼んだ! 抑えの呉昇桓投手不在が決定的になり、負担も増えそうな阪神福原忍投手(38)には「Gキラー」の期待もかかっている。

 伝統の巨人戦、今季は6試合6イニングに投げて防御率0・00、打者19人と対戦して無安打1四球という好成績を収めた。こんなストロングポイントは来季も生かしてもらうしかない。

 「クライマックスシリーズでヒットは打たれてるけれどね(笑い)。どのチームでも一緒ですが(巨人戦は)多少の高ぶりはあるのかもしれません。特に気にはしないけど(来年も)しっかり投げられるように頑張ります」

 もともと負けられないライバル対決だが来季の巨人戦にはこれまで以上に特別な要素がある。このオフ、金本知憲、高橋由伸と両軍ともに新監督が誕生。阪神-巨人が新監督対決となるのは12年ぶり。星野仙一監督、原辰徳監督が03年オフにそろって退いた翌04年、阪神・岡田彰布、巨人・堀内恒夫の両監督が指揮を執って以来のことだ。

 しかも福原は広島・広陵高で金本監督の後輩。阪神ではもちろん、地元でも先輩にあたるアニキに、シーズンは言うに及ばず、「伝統の一戦」で恥をかかせるわけにはいかない。

 先日の契約更改では来季18年目でキャリアハイとなる年俸1億5000万円をゲット。金本監督も投手主将に指名し信頼を寄せるなど、ここにきて注目度がアップしている福原。来オフには40歳の大台に乗る右腕とはいえ、老け込んでいるヒマはなさそうだ。