開幕バトルが本格的に始まった。大役を争う阪神藤浪とメッセンジャーが3日、宜野座キャンプで初めてブルペンにそろい踏みした。2人は開幕投手の有力候補。金本監督は「2人を中心とした争いか?」と問われて、「だろうな」と肯定した。
藤浪は今キャンプ初ブルペン。捕手を立たせて15球を投じ、座らせて47球。カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ、カットボール、ツーシームと全変化球を試投した。「シュート回転や抜け球が多かったわけでもないし、感覚は良かった」。左打者高めのカットボールを想定するなど、いきなり実戦を意識した投球だった。
メッセンジャーは藤浪の真後ろに立ち、中1日のブルペン。重量感たっぷりの直球を次々と投げ込んだ。「まだまだ完璧な準備ができたわけではない。これからどんどん上がっていくと思うよ」とニヤリ。昨オフの帰国時から2年連続3度目の開幕投手を志願しており、調整を進めている。
藤浪かメッセンジャーか。金本監督はブルペン投球をチェックした後、「藤浪はやっぱり速いね。いろいろ工夫してやっている」「メッセがあれだけ投げているのはビックリした。こいつ仕上げてきてるな、と」とそれぞれ絶賛した。藤浪を初の開幕マウンドに送り出すか、再びメッセに託すのか。指揮官はうれしい悩みの種を抱えている。【佐井陽介】



